トレーディングアッププライシングとは?【価格設定方法】
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トレーディングアッププライシングって何?
この記事は、この様な方に向けて書いています。
価格戦略の知識は様々な場面で役立つと思うので、ぜひ最後までお読み下さい。
トレーディングアッププライシングとは?
トレーディングアッププライシングとは、
競合他社の製品よりも高い価格を設定して顧客を獲得しようとする価格戦略のことです。
例えば、競合他社が5000円で万年筆を売っていたとして、顧客を奪うために同じ様な製品レベルの万年筆を4500円で売り出したとします。
この場合、4500円の万年筆の方に顧客は流れてきそうですが、「どうせ買うなら少し高い方を買おう」この様に考える人もいます。
なのでかえって5000円の万年筆を売り出す競合他社の方に顧客が流れてしまうこともあるのです。
この様に、敢えて少し高い価格に設定することによって、顧客を獲得しようとする価格戦略を「トレーディングアッププライシング」と呼びます。
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トレーディングアッププライシングの強さ
トレーディングアッププライシングで顧客を奪うことに成功すると、「高い価格で」「顧客数も増える」ので、かなり強いです。
価格の上下よりも、質の高さを重視して購入されるような製品・サービスで有効です。
上述した「万年筆」もその一つであると考えられます。
まとめ
最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
トレーディングアッププライシングという価格戦略は、様々な業界で使うことができるので、「汎用性の高い知識」であると言えます。
ぜひ、活用してみて下さい!
ではっ。