【感想】中田永一先生の「彼女が生きてる世界線」を読んで感じたこと。
しゅーた(@chibasyuta)です!
中田永一先生の「彼女が生きてる世界線」という小説を読んだので、その感想を今回は書こうと思います!!
書こうと思っても、次はこれが読みたいってのがあってそれを読み始めると、過去に読んだ作品の記事を書く時間よりも、今読んでる作品の続きが気になる、となってしますので、こーゆー感想系の記事は「読んだらすぐに書く」というのが大切かなと最近思うので、ついこないだ読了したからさっそく書いてみようと思います!
ネタばれ含みますよ!
この記事はネタバレを多少含みます!というか、もう既に読んだ人向けの記事なので、自分で読みたいからあまり内容に触れないような宣伝記事が読みたい!!という方はここでブラウザバックをおすすめします。
もう書いたので、見てなった!!という注文は受け付けませんので、そこのところよろしくお願いします!!!(小磯健二風)
「城ヶ崎アクト」がカッコいい!
まず単純に、おそらく主人公の「城ヶ崎アクト」がカッコいいです。
どこがカッコいいと感じたのか、というと「内面的なカッコよさ」ですね。僕は1冊にまとまっている小説を読みました。外見は載っていなかったので知りませんでしたが、とにかく外見は恐ろしいという扱いになっています。人が近寄りがたく、顔で損しているタイプの扱いを作中ではうけているのですが、「内面のカッコよさ」で周りからの評価がアニメ版とは異なる感じに描かれます。そこがカッコいいと思いました。
外見もよくて、内面もいいキャラよりも、ハンデを背負った上で周りの信頼を得ていくところが、好きです。
「頑張る人」はカッコいい
何か目的を持って必死に頑張る人はカッコいいと思います。個人的に。
もちろん、余裕があって何でも器用にこなすのもカッコいいのかもしれません。なんなら必死になることはカッコ悪いと感じる人もいるかもしれません。
でも、やっぱり、出している結果も大事だけど「どれだけ必死になれているか」というカッコよさの指標は大事だと僕は思います。笑えるくらいストイックな人は、見ていて気持ちがいいというか、頑張る活力みたいなものをくれる気がするから、それが物語の中でも現実世界でも好きです。
「葉山ハル」に対する気持ちの抱き方がカッコいい
「城ヶ崎アクト」は最初はアニメファン目線で「葉山ハル」を見ていたのかもしれませんが、徐々に「葉山ハル」に対して恋愛感情を持っていた、と僕は解釈します。
その中で最後の方まで「佐々木蓮太郎」と「葉山ハル」を結び付けようとしていました。それは病室で「葉山ハル」に寄り添って心の支えとなる展開をアニメで予習していたからです。
そのように、物語で終始「葉山ハル」優先で考えて行動していました。これがカッコいいなと思いました。
自分に好きな人がいる場合、その人が幸せになるように考えて行動する、というのがカッコいいです。
自分のために行動するのではなく、あくまでも好きな人のために行動していたところが非常に尊敬できるし、カッコいいです。
自分本位の恋愛はカッコ悪いと僕は思います。
自分のために相手がいる、ではなくて、
相手のために自分がいる、と考えることがカッコいいと僕は個人的に思います。
影響力を持つことの大切さ
「城ヶ崎アクト」は超お金持ちの子供です。御曹司です。
だから白血病患者のためのCMを打ったり、研究のために寄付をしたりすることができました。家の力を使って。
これって、お金があったからできたことだと思います。お金じゃなくて、信頼でもOKなのですが、とにかくお金だったり信頼だったりという影響力を持つことは、やりたいことをするには重要です。
今何かやりたいことがない人でも、いつかやりたいことができるかもしれません。そのために、お金を稼いだりして、社会にいい影響を与える力をつけることは、自分のためだけじゃなく重要だなと思います。
自分はあまり欲しいものもないから、これくらいでいいや、ではなく、もし何かできることがあるなら、将来のためだったり、社会のためにできるだけ貢献しておく、というのがいいなと思いました。
もちろん全員が医者とか、高給取りの職業を目指せ!という話ではなく、自分にできる範囲でいいので、もっとお金を稼ぐにはどうしたらいいんだろうか?と健全な方向性で無理ない範囲で考えていくことは重要だと思うという話です。もし能力があるのに出し惜しみしている方がいたら、健全な方向性で社会にいい影響を与えつつ、たくさんお金を稼いでほしいと思います。
それに無理したところで、好きでやってる人には勝てないと思うので、それぞれができることを頑張る、というのが社会全体としてみて最適なのかな、と僕は思っています。
まとめ!
中田永一先生の「彼女が生きてる世界線」は絶対に読むべきです!というか、とにかくおすすめです!
一度読み終わった人も、もう一度読んでみてもいいなって思います。
「城ヶ崎アクト」かっけえ!
「葉山ハル」も純粋で可愛い!(表紙の人)
って感じなので、とにかく読んでみてね!笑