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  • ウェーバー・フェヒナーの法則とは?
  • ウェーバー・フェヒナーの法則の名前の由来
  • ウェーバーの法則
  • ウェーバー・フェヒナーの法則とは
  • ウェーバー・フェヒナーの法則から連想されること
  • 習慣をつけることが大切
  • 月収が高い人の方が楽に月収を上げられる
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皇帝ペンギンブログ

2021/10/02 (更新日:2021/10/03)

ウェーバー・フェヒナーの法則とは?【わかりやすく】

Categories > 心理学
「ウェーバー・フェヒナーの法則」って何?

この記事では、この様な方へ向けて書いています。

心理学に興味のある方は、読むと面白い内容となっているかと思います!

では、内容に入りますっ。

ウェーバー・フェヒナーの法則とは?

まず、「ウェーバー・フェヒナーの法則」の意味から書いていきます。

ウェーバー・フェヒナーの法則とは、

ある刺激の感じ方は、その刺激の強さの対数に比例する、という法則です。

これだけでは、「はにゃ?」となりそうなので、順を追って解説します。

ウェーバー・フェヒナーの法則の名前の由来

まず、勘違いしそうですが「ウェーバー・フェヒナーの法則」はウェーバーさんとフェヒナーさんという2人が発見した法則です。

ウェーバー・フェヒナーという人が導き出だしたものではありません。

「ウェーバー・フェヒナーの法則」とは、エルンスト・ヴェーバーさんが行った研究の成果を基にして、グスタフ・フェヒナーさんが研究を行い、その結果として導き出されたものです。

なので、まず、ウェーバーさんがどんな研究をして何を発表したのかを記述します。

ウェーバーの法則

まず軽く人物紹介から入ります。

エルンスト・ハインリヒ・ヴェーバー(Ernst Heinrich Weber)さんは、ドイツの生理学者、解剖学者です。

物理学者のヴィルヘルム・ヴェーバー、生理学者のエドゥアルト・ヴェーバーらは弟です。

兄弟ともに学者さんなのですね!

そのエルンスト・ヴェーバーさんが1834年に「重さの感覚を定量化しよう」と考え実験をしました。

どんな実験をしたかと言うと、

最小は100gの重りを手に乗せ、それから段々と重くしていき、「どのくらいで重くなったと気がつくか?」という実験をしました。

前提知識として、変化に気づける最小の変化量のことを「丁度可知差異」と呼びます。「ちょうどかちさい」ですね。もしくは「閾値」(いきち)と呼ばれます。

例えば、それが110gになった時に、「重さの変化に気づいた」とします。その10gが丁度可知差異です。

またその10gが閾値です。

これは、重さだけでなく、光の刺激、音の刺激など、様々な「刺激」でも共通して用いられる概念です。

そしてウェーバーさんがこの実験を通して発見したことは、

最初に100gの重りを手に乗せていた場合に110gで変化に気がつくとすると、

それが最初に200gを乗せていた場合、220gで気がつくということです。

つまりは、刺激量が多ければ、人の感覚は鈍くなるということを意味します。

そして、%で表すと、どちらも一定になります。この場合どちらも10%変化した時に、変化に気づきます。

丁度可知差異 = 基準の重さ × K 

この式が成り立ち、kという係数は一定ということですね。

これは、厳密に言えば、人間の五感への中程度の刺激に対しては、良い近似ということですね。

ウェーバー・フェヒナーの法則とは

ウェーバー・フェヒナーの法則とは、ウェーバーの法則の式を積分して、対数で表したものです。

そして、ある刺激の感じ方は、その刺激の強さの対数に比例する、この様に結論付けています。

ですが、意味的にはウェーバーの法則を理解しておけば大丈夫です。式を変形させただけなので!

画像引用元:装置設計者のための騒音の基礎 第4回

ですが式を変形して図に示すことによって、刺激量が強くなればなるほど、感覚が鈍感していることが視覚的にも認識できますね。

ウェーバー・フェヒナーの法則から連想されること

ウェーバー・フェヒナーの法則から連想される、日常生活で役立ちそうな事例を紹介します。

参考になれば幸いです。

習慣をつけることが大切

毎日3時間運動している人が1時間、運動時間を増やすのと、

運動習慣がない人が毎日1時間の運動をはじめるのでは、恐らく、後者の方が「きつい」と思います。

これもウェーバー・フェヒナーの法則と似ていますね。

なので、最初頑張れれば、後は楽だと思います。

ここが一番きついところだと言い聞かせることで、新しい習慣を身につけることができそうですね!

月収が高い人の方が楽に月収を上げられる

これは一概に言えませんが、いま収入0の学生が月に5万円稼ぐのと、

なにかで月収100万円達成している人がプラスで5万円稼ぐのだと、恐らく後者の方が楽です。

なので、最初が一番難しいと認識することで、0から1を達成する可能性が上がるのでは?と思います。続けることは大切だと思います!

まとめ

最後まで読んでくれて、ありがとうございました!

「ウェーバー・フェヒナーの法則」を何かに役立ててもらえたら幸いです。

「丁度可知差異」とかの知識も面白いですよね。

この記事が面白いと思った方は、Twitterのフォローもぜひお願いします!

ではっ。

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皇帝ペンギン

全力で、書きます。
少しでもお役に立てたら幸いです。
楽しんで読んで下さい 。-_- 。
よろしくお願いします!

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