大学生が「ザ・コピーライティング」を読んだ感想。
この記事はこの様な方に向けて書いています。
この記事の内容
- 読んだ感想
- どんな人におすすめか
上記のような内容となっています。そして久しぶりにブログを書いているため、なんか新鮮な気分です。ではさっそく感想を書いていきます。
※要約記事ではないですが、多少ネタバレを含みます。
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著者のジョン・ケープルズさんってどんな人?
感想を書く前に少しだけ本書の説明を書きますね。
ジョン・ケープルズさんはアメリカでコピーライターとしてなんと49年間も活躍しました。
通常広告業界では通常、大変骨の折れる仕事であるコピーライターとして活躍した後は、管理職となって自分ではコピーを書かなくなるそうですが、ケープルズさんは現場で長い間コピーを書き続けたそうです。
そして著者の「ジョン・ケープルズ」さんが書いた原書初版は1932年で、その後ケープルズさん自身が4回ほど改訂しロングセラーとなりました。
今より何十年も前に書かれた本ですね。本と言えば、書いてから出版まで1年間くらいかかるから「情報が古い」と言われることもありますが「ザ・コピーライティング」はそれと比べてもかなり古い本です。
ですが、読んでみて思ったのは、今の時代に当てはめても通用することが多く、今も変わらないことが書かれていて「すごいな」ということです。
ケープルズ賞というものまで存在?!
アメリカの広告業界には「ケープルズ賞」という賞があります。
エマーソン・マーケティング・エージェンシー社長のアンディ・エマーソンさんが1978年に「ケープルズ賞」を作りました。
「裏方であるコピーライター」などにスポットライトを当てるために作られた賞の名前になってることからも「広告業界のすごい人」というのが分かります。
ジョン・ケープルズさんの功績を称えてそう名付けられました。
テストすることの重要性が学べる
本で何度も繰り返し語られていたのは「広告はテストするべき」ということです。なぜテストが大切かというと「長年の経験があるコピーライターも、感覚に頼るとミスることがある」からです。
例えば、ブログを書いている人も記事を書いてアクセスが集まってきたら、色々とテストをしたら良いと思います。テストすることで効果的な施策を打つことが可能となります。
テストする上での注意点!
そのテストする上で「何が影響を与えているか?」が分かるようにすることが重要だと思うので、それについて少し記述します。
上記の様に、ふわっとリライトするのではなく、数字をみて効果的な施策を探っていくことの重要性に気づかされるエピソードなども書いてあります。読むとイメージしやすくなるかもです!
「ザ・コピーライティング」では、実際にテストして効果が大きく変わった実例を何例も紹介しているので、とても参考になりました。
2つのタイトルを提示して、これをこう変えたら、反応率が~倍になった例です。みたいな感じでとにかく「たくさん」載っています。
自分でテストしなくても過去のテストの結果から学ぶことができますし、効果的な手法などが書かれています。自分でテストしてみるのは大切ですが、先人の教えを参考にしてみるのもいいかもしれませんね!
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どのような人におすすめか?
どのような人におすすめかを記述します。広告業界に携わる人はもちろんですが「全ての人」におすすめです。
これを読んで「おいおい、それじゃ何も言ってないのと変わらんじゃないか」この様に思われた方も多いかと思います。
ですが「お金を稼ぐ上で役立つ」と思うので全ての人におすすめです。
また、お金を稼ぐ必要がない方も「他のものに応用できる」考えが詰まっています。科学的に広告を打つ過程は、他のあらゆる分野で応用可能です。なので興味のある方は是非読んでみて下さい。
ですが僕自身、広告関係の本を読むのは初めてなので、他の本と比べてどうとかは言えません。もしかしたら、相対的にあまり良くない本かも分かりません。
ですが逆に言うと、広告の知識がない人でも読み進めることができます。専門用語は最初に登場した箇所で、その都度説明があります。
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まとめ
今回は読書した本「ザ・コピーライティング」を読んだ感想を書き連ねました。
久しぶりにブログ書いたのですが、やっぱブログ書くのは楽しいです笑笑
では楽しい読書ライフを。