【サマーウォーズ】あのRSA暗号について解説!【徹底的】
皆さんこんばんは!
今回は、細田守監督の代表作といえるサマーウォーズに関しての記事です!
あの問題について解説します!!!
よろしくお願いしま~~~~す!
このセリフはとても有名ですね。
まずは、簡単に物語の説明!と、主人公である小磯健二くんについて少しふれます。
忘れてた方は思い出して下さい!
最初のシーン
まず、物語は主人公である小磯健二くんが学校の物理部の部室でOZのシステムの保守点検のアルバイトをしているシーンから始まります。
で、このシーンの雰囲気も最高です、夏休み!って感じ満載で、
あとPCを使ったバイトにも興味があります。
と小磯健二くんの友達である「佐久間敬くん」が言っていましたが、内容が気になるところですね。
OZとは?
この物語ででてくる、OZとはインターネット上の仮想世界のことです。
人々はそこにアカウントをつくり、そこで様々なことができます。
ショッピング、スポーツ、会話、などです。
OZには翻訳システムがあり、あらゆる言語も一瞬で翻訳されます。なので世界中の人々が集まっています。
さらに、多くの地方自治体や行政機関がOZに窓口を置いていて、そこから納税や各種手続きも全てOZ上で行えます。
かなり大規模なシステムですね。
ここに個人情報を登録して、アバターを作ります。
OZ内でできることが多い分、セキュリティー面がこわいですね。。。
ですが、世界一高度なセキュリティーで守られている、らしいです。
(物語の途中で、、、)
アルバイトを申し込まれる
OZでのアルバイト中の小磯健二くんと佐久間敬くんがいる部室に、「学校で1番人気の篠原夏希ちゃんが訪れます」。
そこでバイトを申し込まれますが、もちろんバイト中の為、初めは断ります。
ですが
この去り際の一言で二人とも踵を返します。
「はい、おれやります」「え、何それ、、じゃあ、僕もはい!」このように(笑)
そこで、あの有名なセリフが篠原夏希ちゃんから飛び放たれます。
「でも~、二人じゃ多いかな、、募集人員、1名なの!」
記憶に残ってる人も多いはずです。!
ここから本題に入ります
まだかよー問題、、【・-・】との声が聞こえてきそうなので、物語のあらすじはこの辺で、
(これ以上はネタバレと言われそう)
見事にじゃんけんで勝利した、小磯健二くんが旅行先(篠原夏希ちゃんの実家)での1日目の夜、
メールで何やら暗号のような物が小磯健二くんに送られてきます。
届いた暗号がこちら
まずは、物語で小磯健二くんに送られてきた、暗号文をお読みください。
814381625757888867669235779923577997614666120182967212423625362561842935706935245733897830597123563958705058989075149759929002687954354162959592635382962929999373527393893015272028273730979383739039731352452762289782738269898221546122131360619421303021411333103461918121612113166613120121314764123131664436383883993965356373934846376383933154328878976238398563738365433423534644888463839384643839396476573748938457345564245126348446687582487268268599929226493922762658492645161381238929910492254753685216544526687633169497562621466262164751662165496216233621461156486215622262254897462256624662062148316547254564902302454621245456232245162312424565124345181640126512518124243216518454246124324649155489615622654043145149481612161465225465454643245189159164648464546424211515912121512512462155666156124173641635467148361593823787985896185613764728526928789895656425257381651935613893981991374836873823541837167837898784e765434576345637173823138479813768765238613741311236937264827654778277325473898928152422542515522536131313315113131436465191945461216494600604573790464767487277872182954748299792393745245635321521251762851642417215462185215216524128156631535133635135624373234146484945914624245144655937545243151552364728646254632586421653765268752146364216452966051582166316165298691556167867525411656512513466425667026216616514563466741256352312000214153442514256547456176523156416857441156514555136515571345216351461342355314575145551352534665275245434123524164512514854135513552515115617195661675681735681361373613725382416248275264278352381658327184562416554631567452166375415676516659156451553145235234613252553232516852127126451621572321315221367251321433642212341623226546564323221637261423214278263167424542351254254143654215461524423554259418149422453565065652624639606225635206461462565251661258214063232062267640333141325426372633225334823727365243212325634253834253324362370285630743325310023223052360452321456631647857143521514557163023223522423243624702260270285607962516432235723674724715613526215523165518237142314221623715637261634153471
ただの数字の羅列?!
問題文やヒントもないので、初動がまずわかりません。
こんな状況ですかね。
RSA暗号
この暗号はRSA暗号です。
なぜ小磯健二くんが、問題の解き方が分かったのか?という疑問が浮かびます。
それに関しては、
篠原夏希ちゃんと待ち合わせ場所に向かう途中の電車の中で「shorの因数分解アルゴリズム」というページを読んでいます。
小磯健二くんは「もう少しで数学オリンピック日本代表になれた」という実力の持ち主であるのもありますが
おそらく、このページを当日の朝に読んでいた為、問題の解き方を思いついたのでは?と考察しています。
RSA暗号の解き方は?
現在の技術では、非常に大きな数字を、因数分解するのって、PCを使ってもかなり難しいです。
これを利用したのがRSA暗号です。
なので、通信手段として使われている為、本来第三者が解くこはほぼ不可能と言えます。
RSA暗号の仕組み
RSA暗号ってどんな仕組みなの??と興味をもたれた方もいそうなので、ここで仕組みについて!
基本的にネット上の通信は傍受されます。なので秘密情報に関しては、それを暗号化しないと、いけません。
ここでまず、必要な単語の紹介をします。
- 平文(元の暗号化してない情報)
- 公開鍵(平文を暗号化する方法、第三者も知ることができる情報)
- 秘密鍵(暗号文を復元する方法、重要)
そこで今回、Aさんが受け取り側。
そして、Bさんが発信側とします。
ここでAさんが作った、公開鍵と秘密鍵は別のものなので、秘密鍵は自分以外の誰も知りません。
よって、秘密情報のやりとりができます。
もっと詳しく知りたい方へ
数学的知識を使った、詳しい解説は、別の記事でしたいと思います。
その記事は、少し難しい内容になってしまうかもしれませんが、全力で書くので、興味のある方は、是非!
まとめ
以上、読んでいただき、ありがとうございます!
最後の方、説明がだらだらと長くなってしまい、申し訳ないです。
どうしても文字数が多くなってしまうので、まとめるのが難しかったです。【・-・】!
そして最後に、RSA暗号がなぜすごいかというと、秘密鍵と公開鍵が別々に存在しているからです。これだけは覚えておいて下さい!
それでは、また!