【わかりやすく】法実証主義とは?実証主義を法学に応用したものです
今日で二月になりましたね!皆さんどうお過ごしでしょうか??
この記事では、この様な方々へ、ポンポイントで解をお届けします。
では、内容へ入っていきます!
法実証主義は実証主義を法学に応用したもの
法実証主義は、実証主義というものを法学に応用したものです。応用というか、法学の分野でいう実証主義ですね。
なのでまず、法実証主義をしっかり理解するためには、実証主義の意味を知っておくのがいいと思います。
狭い意味での実証主義とは
狭い意味での実証主義とは、それを初めに標榜した、オーギュスト・コントというフランスの社会学者の哲学そのものを指します。
これがオーギュスト・コントさんの詳しい説明です。
イジドール・オーギュスト・マリー・フランソワ・グザヴィエ・コント(フランス語: Isidore Auguste Marie François Xavier Comte、1798年1月19日 – 1857年9月5日)は、フランスの社会学者、哲学者、数学者、総合科学者。1817年からアンリ・ド・サン=シモンの教えをうけ、助手を務めたこともあったが、1824年にけんか別れした。1841年から1847年までジョン・スチュアート・ミルと親交があった。「社会学」という名称を創始し、彼の影響を受けた英国のハーバート・スペンサーと並んで社会学の祖として知られる。『社会再組織に必要な科学的作業のプラン』、『実証哲学講義』、『通俗天文学の哲学的汎論』、『実証精神論』などの著作がある。生涯を在野の学者として過ごし、パリで死去した。
オーギュスト・コント wiki
彼の哲学的な意味もありますが、今回使うのは広い意味での実証主義ですので、こちらを詳しく書くことはしません。気になる方は調べてみて下さい!
広い意味での実証主義
広い意味での実証主義とは、形而上学的な考えと反対のものを意味しています。
形而上学的な考えとは、データや経験とかではない、形のない感覚的なものを扱います。世界とはなぜ存在するのか?とか、人間の存在価値は?など、答えのないものについて考えるものです。
ですが、それとは反対に実証主義とは、経験やデータなど、検証して得られた結果などに注目する考え方です。なので命題があり、結果があるという、科学的な考えになります。
まあこれも「実証主義」の漢字のままですけどね。笑い
法実証主義とは、具体的にどういう意味か
法実証主義とは、社会に法を作った時に、それによってどうなったか?などが検証することのできる、明文化された法の範囲で考えるというものです。
明文化された法というのは、実定法と呼ばれ、自然法と対極的な位置づけで捉えられます。
自然法とは、明文化されていない、人間がもともと共通的に持ってる、「これはしちゃだめだよね」のようなものです。
まとめ
法実証主義とは、明文化された法の範囲で考える。
つまりは、実定法の範囲で考えるということです。
なのでイメージとしては、「そもそもこーゆーのよくないよね?」と考えるのではなく。
「こういう法があるから、結果として犯罪が減るというデータがとれた。だからこの法は残すべきだよね。」みたいなイメージが法実証主義です。
最後まで読んで頂きありがとうございます!もっともっと、文章書いて、文章力を高め日々努力します!ありがとうございました!