【CSS】疑似クラスの「:only-of-type」の使い方！【分かりやすい】

こんばんは！初めましての方は初めまして！
しゅーた（@chibasyuta）です！

この記事ではCSSの疑似クラスの「:only-of-type」の使い方について解説します。

疑似クラスの「:only-of-type」って何？？

このような方が対象です。

また、下の動画でも疑似クラスの「:only-of-type」の使い方について詳しく解説しているので、一緒に実際にコードを書きながら学びたい方はこちらをどうぞ！

それでは内容へ入ります！

そもそもCSSの「セレクター」とは何か？

CSSの「セレクター」とは「どの要素にスタイルを当てるか？」を指定する箇所のことを指します。

ふむふむ。

そもそも「疑似クラス」とは何か？（pseudo-class）

「疑似クラス」とは「要素の状態」の指定をすることができるセレクターです。

「:」コロンから始まるキーワードによって指定します。

また、「疑似クラス」は英語で「pseudo class」です。

「どの要素を選択するか」だけじゃなくて「どんな状態の要素を選択するか」の指定ができるので、指定の幅が広がります。

「疑似クラス」の基本的な使い方について詳しくは下記の記事でまとめています！

「:only-of-type」とは何か？

「:only-of-type」とはCSSの「疑似クラス」の１つです。

「:only-of-type」を使うと何ができる？

<div class="container">
    <div>div要素です。div要素です。div要素です。</div>
    <p>p要素です。p要素です。p要素です。</p>
    <p>p要素です。p要素です。p要素です。</p>
</div>

<div class="container">
    <div>div要素です。div要素です。div要素です。</div>
    <p>p要素です。p要素です。p要素です。</p>
    <div>div要素です。div要素です。div要素です。</div>
</div>

<div class="container">
    <div>div要素です。div要素です。div要素です。</div>
    <p>p要素です。p要素です。p要素です。</p>
    <p>p要素です。p要素です。p要素です。</p>
    <p>p要素です。p要素です。p要素です。</p>
</div>

p:only-of-type {
    background-color: pink;
}

「:only-of-type」を使うと「兄弟要素の中で」「同じ要素がない要素」を選択することができます。

例えば「p要素」に使うとすると、兄弟要素が複数あってもOKですが、その中に「p要素」が１つしかない場合に「:only-of-type」は使えます。

なるほどね！

「HTMLの構造」が重要！

<div class="container">
    <p>1番目のp要素です。</p>
    <p>2番目のp要素です。</p>
    <p>3番目のp要素です。</p>
    <p>4番目のp要素です。</p>
    <p>5番目のp要素です。</p>
</div>

「:only-of-type」を使うときに重要になってくるのは「HTMLの構造」です。

要素の順番を数える際は「HTMLの構造上の順番」が使われます。なので見た目上の順番は関係ないです。

例えば、「position: relative」を使うとか「display: flex」を使うと要素の並び順を逆にしたりすることも可能です。でもこれは見た目上の話なので、「:only-of-type」とは関係ないんです。

「:only-of-type」を使う際に重要なのは「HTMLの構造」なので注意してください。

「:only-of-type」が上手く効かない場合

「:only-of-type」が上手く効かない、、という失敗例を書いておきます。

「親要素」に使ってしまっている

<div class="container">
    <div>div要素です。div要素です。div要素です。</div>
    <p>p要素です。p要素です。p要素です。</p>
    <p>p要素です。p要素です。p要素です。</p>
</div>

<div class="container">
    <div>div要素です。div要素です。div要素です。</div>
    <p>p要素です。p要素です。p要素です。</p>
    <div>div要素です。div要素です。div要素です。</div>
</div>

<div class="container">
    <div>div要素です。div要素です。div要素です。</div>
    <p>p要素です。p要素です。p要素です。</p>
    <p>p要素です。p要素です。p要素です。</p>
    <p>p要素です。p要素です。p要素です。</p>
</div>

.container:only-of-type {  これじゃダメ
    background-color: pink;
}

「兄弟要素」に使ってください。

ふむふむ。なるほど！

「要素型セレクター以外」に使ってしまっている

<div class="container">
    <p>p要素です。p要素です。p要素です。</p>
    <p class="box">boxクラスがついています。</p>
    <p>p要素です。p要素です。p要素です。</p>
    <p>p要素です。p要素です。p要素です。</p>
</div>

.box:only-of-type {
    background-color: pink;
}

「.box:only-of-type」と書いても上手く効きそうじゃないですか。でもこれじゃあダメで「:only-of-type」は「要素型セレクター」にしか使えません。ここに注意してください。

※「要素の指定をしない」のはOKです。

「:only-of-type」は「h2」「p」「div」などの「要素名」と一緒に使ってください。

参考リンク。

仕様書。
https://drafts.csswg.org/selectors/#only-of-type-pseudo

MDN。
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/CSS/:only-of-type

あわせて読みたい記事。

まとめ

CSSの「セレクター」とは「どの要素にスタイルを当てるか？」を指定する箇所のことを指す。

「疑似クラス」とは「要素の状態」の指定をすることができるセレクター。

「:」コロンから始まるキーワードによって指定する。

「:only-of-type」はCSSの「疑似クラス」の１つ。

「:only-of-type」を使うと「兄弟要素の中で」「同じ要素がない要素」を選択することができる。

「:only-of-type」が上手く効かない場合は「親要素に使ってしまっている」ことが多いので注意。「:only-of-type」は「兄弟要素」に使う。

また、「:only-of-type」は「要素型セレクター」にしか使えない。

※「要素の指定をしない」のはOK。

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また、下の動画でも疑似クラスの「:only-of-type」の使い方について詳しく解説しているので、一緒に実際にコードを書きながら学びたい方はこちらをどうぞ！

それではこんな感じでこの記事を終わります！

ではまた！