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目次
  • 「min()関数」とは?
  • 「min()関数」の使い方について!
  • 「,」カンマ区切りで書く。
  • 括弧の中には1個以上の値を書くことができる。
  • 計算された結果が最小のものが書かれる。
  • ( + ) ( - )( * ) ( / ) の各演算子が使える。
  • max(),clamp()などを含めてもOK!
  • 順番は何でもOK!
  • 「min()関数」の使用例!
  • 「width」プロパティに使う。
  • 「font-size」プロパティに使う。
  • 「min()関数」を上手に使うコツ!
  • 絶対指定と相対指定の両方を使う。
  • 「最大値」を指定する感じで使う。
  • 相対的な指定をするには?
  • 絶対的な指定をするには?
  • 「min()関数」を使う上での注意点!
  • 「calc()関数」を使わなくてOK!
  • 絶対指定したものは最大値になる。
  • Webブラウザの対応状況
  • IE(Internet Explorer)では対応していないので注意!
  • 参考リンク。
  • あわせて読みたい記事。
  • まとめ。
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皇帝ペンギンブログ

2023/12/17 (更新日:2024/07/11)

【CSS】「min()関数」について丁寧に解説。【分かりやすい】

Categories > CSSの基本編
CSSの「min()関数」の使い方を丁寧に教えてほしい。

この記事では「min()関数」の使い方について解説します。

上手く使えば便利な場面もある関数なので、サクッと読んでね!

また、下の動画でも「min()関数」について詳しく解説しているので、一緒に実際にコードを書きながら学びたい方はこちらをどうぞ!

では、内容へ入っていきますね!

目次
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  • 「min()関数」とは?
  • 「min()関数」の使い方について!
  • 「,」カンマ区切りで書く。
  • 括弧の中には1個以上の値を書くことができる。
  • 計算された結果が最小のものが書かれる。
  • ( + ) ( - )( * ) ( / ) の各演算子が使える。
  • max(),clamp()などを含めてもOK!
  • 順番は何でもOK!
  • 「min()関数」の使用例!
  • 「width」プロパティに使う。
  • 「font-size」プロパティに使う。
  • 「min()関数」を上手に使うコツ!
  • 絶対指定と相対指定の両方を使う。
  • 「最大値」を指定する感じで使う。
  • 相対的な指定をするには?
  • 絶対的な指定をするには?
  • 「min()関数」を使う上での注意点!
  • 「calc()関数」を使わなくてOK!
  • 絶対指定したものは最大値になる。
  • Webブラウザの対応状況
  • IE(Internet Explorer)では対応していないので注意!
  • 参考リンク。
  • あわせて読みたい記事。
  • まとめ。

「min()関数」とは?

CSSには関数というものがいくつか用意されています。

「min()関数」を使うと、複数の値の中から「最小のものを採用して」プロパティにセットすることができます。

レスポンシブ対応する際に便利ですね。
ふむふむ。

「min()関数」の使い方について!

p {
  width: min( 700px, 80% );
}

このように使います!

まず「min()」と書く。

そして、()括弧の中に「,」カンマ区切りで複数の値を書きます。

すると、その中で最小のものが採用されてプロパティの値にセットされる、というものです。

「,」カンマ区切りで書く。

p {
  width: min( 700px, 80% );
}

「,」カンマで区切って複数の値を書けます。

括弧の中には1個以上の値を書くことができる。

p {
  width: min( 700px, 80%, 130vh );
}

このように()の中には1個以上の値を書いてあげればOKです。

計算された結果が最小のものが書かれる。

p {
  width: min( 700px, 80% + 30px );
}

このように「計算式」を書くことができます。

計算された結果が比較され最小のものが使われます。

( + ) ( – )( * ) ( / ) の各演算子が使える。

使える演算子!

  • 「+」加算
  • 「-」減算
  • 「*」乗算
  • 「/」除算

これらの演算が使えます。

max(),clamp()などを含めてもOK!

p {
  width: min( 700px, max(80%, 60vh) );
}

「min()関数」の中に、「max()関数」「clamp()関数」を含めて書くことができます!

順番は何でもOK!

p {
  width: min( 700px, 80% );
  width: min( 80%, 700px );
}

この2行は同じ意味になります。

複数の値の中から単純に最小な値が採用されるので、順番は入れ替えてもOKです。

「min()関数」の使用例!

「min()関数」の使用例をいくつか紹介します。使い方のイメージを膨らませてもらえたら、と思います!

「min()関数」は便利ですよ!

「width」プロパティに使う。

.box {
  width: min( 80%, 700px );
}

シンプルな例ですね。

基本的に「.box」に対して親要素の80%の幅にしたいけど、「700pxよりは大きくならないでほしい」といった指定になります。

「font-size」プロパティに使う。

.box {
  font-size: min( 5vw, 34px );
}

「5vw」とあるので画面幅に合わせてある程度フォントサイズは大きくなります。ですが、「34px」とあるので、34pxを超えるフォントサイズは使われません。便利ですね。

「min()関数」を上手に使うコツ!

「min()関数」を上手に使うコツを紹介します!

「min()関数」を上手に使いこなしてください!

絶対指定と相対指定の両方を使う。

.box {
  width: min( 80%, 700px );
}

「min()関数」を上手に使うコツは「絶対指定と相対指定の両方を使う」ということです。

上の例では片方は「%」を使った相対的な指定で、もう片方は「px」を使った絶対的な指定になっていると思います。

こうすることで、画面幅などによって「相対的な指定」の方は変化していきます。そして、「絶対的な指定」を超えるかどうかで採用される値が変わる、という感じになりいい感じです。

「最大値」を指定する感じで使う。

.box {
  width: min( 80%, 700px );
}

「min()関数」という名前なのに最大値?と思うかもしれませんが、使い方としては最大値の指定をする感じで使います。

基本は「80%」などが使われて、「700px」などのもう一つの値を超えた場合は、その「700px」が使われる、と言う感じなので、ここで絶対指定している「700px」というのは「最大値」になります。

相対的な指定をするには?

相対的な指定をするには下記の単位を使えばOKです。

  • 「%」
  • 「vw」
  • 「vh」
  • 「em」
  • 「rem」

これらの単位の使い方については、僕の下記の記事でしています!

【CSS】Webサイト制作でよく使う単位について解説。【px,%,em,rem,vw,vh】

関連記事

絶対的な指定をするには?

絶対的な指定をするには「px」を使って指定すればOKですね!

「min()関数」の使い方が分かってきた!分かりやすい!

「min()関数」を使う上での注意点!

「min()関数」を使う上での注意点についても書いておこうと思います!

気をつけてね!

「calc()関数」を使わなくてOK!

p {
  width: min( 700px, 80% + 30px );
}

このように「calc()関数」を使わなくても、計算されるのでそのまま「計算式」を書いてあげればOKです。

絶対指定したものは最大値になる。

.box {
  width: min( 80%, 700px );
}

先ほども書きましたがリマインドです。

上の例で「700px」という絶対指定がありますが、この絶対指定で書いた値が「最大値」になります。

この「700px」が「絶対指定」というのは、「80%」などの基準となるものがある相対的な指定に対して、基準となるものがない絶対的な指定だからです。

Webブラウザの対応状況

「Can I use」というサイトでWebブラウザの対応状況を調べてみた。

引用元:https://caniuse.com/?search=min()

ブラウザの対応状況を調べるには、「Can I use」というWebサイトを参照するといいと思います。

「min()関数」は、主要ブラウザでは対応しているようなので、安心して使って大丈夫だと思いますね。

最新の情報は、上記のリンクから「Can I use」へアクセスして確かめてみてください。

IE(Internet Explorer)では対応していないので注意!

「min()関数」は「Internet Explorer」というWebブラウザには対応していないようです。

2022 年 6 月 16 日(日本時間)をもって、Internet Explorer のサポートが終了しました。現在も当該ソフトウェア製品を利用している場合は、速やかにサポートが継続しているブラウザへ移行し、IE コンテンツを改修してください。
引用元:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

Microsoft 社 Internet Explorer のサポート終了について

とはいえ「IE」はもう既に開発元である「Microsoft 社」にサポートされていないので、「min()関数」は使っても大丈夫だと個人的に思います。「IE」になんとしても対応しなければならない理由がある方は別ですけどね。

参考リンク。

仕様書。
https://drafts.csswg.org/css-values/#calc-notation

MDN。
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/CSS/min

Can I use
https://caniuse.com/?search=min()

あわせて読みたい記事。

【CSS】Webサイト制作でよく使う単位について解説。【px,%,em,rem,vw,vh】

関連記事

【CSS】異なる単位の値の計算をする方法!【calc()関数】

関連記事

大学生が夏休みにweb制作で13万円稼ぐまでにやったこと。【経験談】

関連記事

まとめ。

CSSの「min()関数」を使うと、複数の値の中から「最小のものを採用して」プロパティにセットすることができる。

「,」カンマ区切りで1個以上の値が書ける。

順番は何でもOK。

max(),clamp()などを含めてもOK。

「min()関数」を上手に使うコツは、絶対指定と相対指定の両方を使うこと。

「最大値」を指定する感じで使う。

値は「calc()関数」を使わなくても計算されるからOK。

「min()関数」は、主要ブラウザでは対応しているようなので、安心して使って大丈夫。IEは未対応。

こんな感じですかね。
また、下の動画でも「min()関数」について詳しく解説しているので、一緒に実際にコードを書きながら学びたい方はこちらをどうぞ!
それではこんな感じでこの記事を終わります!

ではまた!

自分のロゴ!

皇帝ペンギン

全力で、書きます。
少しでもお役に立てたら幸いです。
楽しんで読んで下さい 。-_- 。
よろしくお願いします!

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