大学に通う理由 そもそも学歴は必要か?
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こんな疑問に、現在大学3年生の僕が、大学に通う理由についてデータを使いながら解説します。
実際に在学中の僕の主観と、客観的にみた大学に行くメリット・デメリットを本気出して解説します。
基本的に大学は行くべき
現在、大学に在学中の僕ですが、僕の感情論と事実を分けて書いていきます。
まず結論から言うと、大学は行くべきです。
さっそく大学に行きべき理由を5つ挙げます。
- 大卒の平均年収が高卒より高い
- 大卒資格が無いと進めない進路がある
- 時間が手に入る
- 社会的信用に繋がる
- 様々な人と関われる
上3つは事実で、下二つは主観です。
それでは一つずつ解説します。
大卒の平均生涯賃金が高卒よりも高い
これはイメージだけじゃなくデータが出てます。
大卒・院卒の平均月収は34万円
高卒の平均月収は25万円
これは、厚生労働省による、データです。
賃金構造基本統計踏査という調査です。
他のブロガーさんの記事で参照されているデータもこれが多いです。
そして、平成30年版が掲載されていたので、現在最新のものです。(2019/12/21)
調査方法や細かいデータは下記の厚生労働省の公式サイトの方からご確認ください。
この一つ目の情報だけでも、大学に行くべきだと思います。あくまでもこれはこれは平均値なので、例外はありますが、収入が高くなる確率が上がるのでは?という予測ができます。
ここからは僕の個人的な予測を書きます。
勉強したこと別に仕事で使わないじゃん?と思うかもですが、なぜ高学歴の方が収入が上がるのかというと、将来のためだから勉強しなさいと親や学校の先生から言われる経験は一度はあると思います。
なぜ勉強が必要か?という本質的な疑問の前に、社会が求めているものは高学歴な人材ということです。(それが正しいかは別として)
その状況下で、必要な勉強というプロセスを踏んで学歴を取ることは、言い換えると、必要な能力を自分で考えて身に着ける力だと思うんです。
もし、大学卒業後に、IT系の会社に勤めることになったとします。その時もきっと、今まで通り、必要なプログラム言語など求められたものを勉強して、必要なスキルなりを身に着けることができるはずです、その力は、今後も必ず生きてくると思うので、そーゆー学歴が高い人材を企業側が求めるのだと思います。
大卒資格が無いと進めない進路がある
大卒の資格がないと進めない進路もあります。
一般的に大学院は大卒の資格を持った人がさらにその分野について、研究したい場合に通う場所なので、高卒で大学院の入試を受けることは例外です。
なので、大学をでた先の進路を先に調べて、その道から逆算して考えるといいかもしれません。
時間が手に入る
これが一番大きいかもしれませんが、留年などしない限り基本的に大学卒業までに4年間かかります。
なので最短でも4年かかるわけです。
なので、世間体的に単位取るくらいは勉強してましたと最低限証明できます。
その4年間は単位を取るのに忙しいわけでもないので、わりと好きなことができます。なのでその時間を使って進路について考えたり、時間をかけて何か試したりと、様々な時間の使い方ができます。
社会的信用に繋がる
ここからは僕の主観ですが、いままで僕が見てきた限り、人は同じ行動をとると思われてます。
過去に犯罪をしたことがある人は今後も犯罪をするんじゃ?悪いことをするんじゃないか?このように考えられがちです。
また、過去に犯罪歴がない人は今後も犯罪をしないと思われがち。
一度遅刻したことがある人は、また遅刻するんじゃないかと思われますし、遅刻したことのない人は、今後もしないと思われがち。
僕の知る限り、その人がとる未来の行動なんて誰も分かりませんが、ある程度検討をつける必要がある場合にこの様に考えられる場合が多いです。
バイトや就職での面接などです。
これってなんでなんだろうと疑問に思いましたが、この考え方の根底に、人は変わらないという考え方があることに気が付きました。
犯罪歴がある人もみんな犯罪を犯す前は、犯罪をしたことのない人です。
誰にでも最初はあります。
なので今、犯罪歴がないからといって、今後も犯罪をしないとは言い切れないのはもちろん、誰にもわかりません。
一度犯罪をした人の方が、その時に深く反省してもう二度と犯罪をしないと心に誓っているかもしれません。
逆に、今までは犯罪をしていないが、犯罪について軽く考えていて、バレなきゃ大丈夫っしょみたいな思考の人もいるかもしれません。
なので、今後の行動に関して考えた時、もっとフラットでもいいのでは?と思いましたが、基本的に人は変わりにくいものなので、過去の行動に基づいて今後も行動する確率が高いと思われています。
なので信頼されるには、4年間学校に通った事実は、プラスに働きます。
様々な人と関われる
大学に行くと、その大学の人と少なくとも少しは関わります。そして、受験により学力が同じくらいの人が集まるので、そこで親友ができるかもしれません。
例えば東大なら勉強できる人が集まるのは事実です、なので、勉強ができる人は勉強ができる人と趣味が合いやすいのかもしれません。
勉強ができる人は少なくとも、知的好奇心があると思うので、同じくらいの学力の人と趣味や考えが一致しやすいと思うからです。あくまで確率の話ですが。
そして、社会人になった後も、人と関わる機会はあると思います。
その時に、いろんな人と関わった経験があるほうが、トラブルを回避したり、仲良くしたりと、人間関係を作るのがうまくなると思います。
いろんな人のパターンを多く知っておくと、人付き合いのレベルが上がると思います。なので、部活動やサークルなど積極的に参加してみるといいかもしれません。
4年間ニートの方が安くてよくね?
4年間で大学で何が学べるか?というと、大したことは学べないと答える人もいるかもしれません。
ネットさえ使えれば、論文だって読めますし。
これは堀江貴文さんが言ってました。
でも信頼の部分で、4年間通った実績は評価されると思います。
上に書いたように、ちゃんと出社する人を人事の人は採用したいですからね。
プログラマーのように、コード書けるか書けないかではっきり能力が分かれるのなら簡単ですが、営業や事務作業など、はっきりいって入社時点から即戦力というのは期待されない場合が多いです。なぜならそこで初体験の業務が多いと思うので。
なので、大学で少なくとも単位を取り卒業した人は信頼されます。
就職しないから、という理由で大学に進まない、または中退される方もいますが、もてるカードは増やしたほうがいいと思うので、地に足をつけて頑張るのもいいかもしれません。
まとめ
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ですが!自分に自信がある人も将来のための保険だと思って大学出ておくことをお勧めします。