大学に行く理由は何?意味がない?大学中退を考えてる人に読んでほしい記事
この記事は大学を中退しようと考えている人に向けて書いています。大学に行こうか迷っている高校生・浪人生の人にも、何かヒントになるかもしれません。
大学に行く理由は人それぞれ
まずはじめに、一番大切なことを書きます。日本の大学に通って卒業するとなれば、4年間という時間と高額な学費がかかります。だからこそ、
この様に考えるのは当然だと思います。
でも考える時に覚えておいてほしいことがあります。
それは、大学に行く理由に正解なんてないということです。
「こんな理由だと友達に笑われるかもしれない」と考えるかもしれませんが、それでもいいんです。人に説明して納得してもらう必要なんてない。なぜなら、友達のためでも、親のためでもなく、自分のためだからです。
親を喜ばせたいなら、喜ばせればいいし、友達に認められたいなら、認められるようにすればいい。すべて自分で選べます。
そして、理由が変わることもあると思います。大学中退を選択して次の目標に向かって進むのか、新しい目的を見つけだして、自分が選んだ大学進学という道を正解にかえていくのかはあなた次第です。
大学を辞めたいなら辞めればいいし、勉強も辞めてしまえばいい。でもその決断をする時にしっかり考えて決断して、後悔しないようにして下さい。
あなたにとって大切なことは、あなたが決めてください。
どうやって決めればいいの?
とはいえ何か参考にしたくて検索してこの記事にたどり着いていると思います。具体的なメリットやデメリットを挙げていく前に一つ、「考え方の考え方」を先に書いておきます。
色々なメリットやデメリットを知ったとしても、それから自分の意見を決めることができず、結局「大学に行けばいいのか分からない」この様な状況になる人が多い気がするからです。参考になれば嬉しいです。
大きな壺に何から入れる?
有名な話なので知ってる人もいるかもしれませんが、その人は思い出して下さい。
あるところに教授がいました。その教授は最初の授業で、教卓の上に大きな壺を持ってきて置きました。そしてその教授は教壇に隠していた岩をその壺いっぱいに詰めはじめました。詰め終わると生徒たちに向かって聞きました。
生徒たちは、「いっぱいです」と答えます。
教授は次に、教壇に隠していた砂利を壺いっぱいに詰めはじめます。詰め終わると生徒達に向かって聞きました。
そのとき生徒の一人が答えます。「いっぱいじゃないと思います。」
教授は「そうだ」と言いながら、教壇から砂を取り出して壺いっぱいに詰めはじめました。詰め終わると生徒たちに向かって聞きました。
生徒は何も答えられず黙っていると、教授は教壇の下から水の入ったバケツを取り出します。その水を壺に入れはじめました。壺いっぱいに入れ終わると教授は言いました。
一人の生徒が手を挙げて言いました。「忙しくて時間がなく見えても、工夫して時間を作り出すことが大切ってことですか?」
この質問に対して、教授は「いいや、それも大切なことだが、今言おうとしてることとは違う」
生徒たちが黙っていると、教授はこう答えました。
こう言いました。
そうです。優先順位の話です。あなたにとって本当に大切なことは何ですか?「それは後から取り返しができますか?」それを一つの基準にして、「本当に大切なこと」を考えてみて下さい。
大学に行くメリット
上記のような観点から、僕が思う大学へ行くことのメリットについて書いていきます。少しでも参考になれば嬉しいです。
「専門的な勉強がしたい」とか、「医者や弁護士や公務員になるため」とか、具体的な目標がある人向けではなく、あくまでも大学に行く意味が見つかっていない人に向けて書きます。
大学生活を通して、様々なことが経験できる
「大学に行くなら、何かを学問を勉強しなくてはいけない」と考える人は多いと思いますが、勉強することだけが大学に行くことの全てではありません。
もちろんしっかり授業を聞いて勉強をするにこしたことはありません。ですが勉強は、ネットで論文を読んだり図書館で本を読んだりと、大学に通わずにもできることです。
ですが、大学に行くからこそできる体験もあります。「そもそも大学に行く本当の意味って何?」と深く考えていることも大学に通っているからこそ湧き出てきた疑問なわけです。4年間を通して様々な経験をすると思いますが、その一つ一つが何かを考えるきっかけになっていると思います。
自分次第でいくらでも有意義にかえられる
大学生時代は、小学生時代、中学生時代、高校時代、就職してから~、と比べると圧倒的に自分の自由な時間があります。
なので、その莫大な時間を目の前にすると、「どのように時間を使えばいいのか?」「そもそも大学に進学したことは正解だったのか?」といろいろなことが必然的に頭に浮かび、迷うこともあると思います。
ある程度「暇な時間」は大事です。
大学に行くデメリット
ここまで書いてきましたが、デメリットがないわけでは無いと思うので隠さずに書きます。参考程度に聞いてください。
学費が高い
4年間の学費は高いです。おそらく、いままでの人生の中で最も高い買い物なのではないか?と思います。
高いからこそ、それに見合う価値が感じられないと、辞めたくなる気持ちも分かります。
「自分は就職はしない。起業するから学歴はいらない。」という考えの人もいるかと思います。繰り返しになりますが、同じ年齢の同志たちと大学生活を送れるのは今だけです。
自分に自信があるなら逆に、お金のことを過度に心配する必要はないです。大学に通いながらでも起業はできるのです。
まとめ
ネットで探せば様々な「大学に行くメリット」「大学に行くデメリット」がみつかると思います。
それらを参考にしながら、自分なりの「大学に行く意味」を見つけるために必要となる「判断基準」のところを僕の記事から参考にしてくれれば嬉しいです。
大学を辞める決断もよし、続けるもまたよし。
あなたにとって大切なことは、あなた自身が決めてください。