【感想】汐見夏衛先生の「雨上がり、君が映す空はきっと美しい」を読みました。
しゅーた(@chibasyuta)です!
汐見夏衛先生の「雨上がり、君が映す空はきっと美しい」を読み終えたので、その感想を書き残そうと思います。
読書するたびに、その感想を書き残すという習慣をつけようと、新しい試みにチャレンジ中です。
では、さっそく書いていきます。
この記事はネタバレを含みます!
まず最初に書いておくべき内容を書きます。
それは何か。そう。この記事は「ネタバレを含む」ということです!
もう既に本を読んだ方を想定読者としています。読んだうえで、誰かの書いた感想が読みたい。というような需要を満たそうとしているのです。
なので、この本を読みたくなるために、推薦文が読みたい!という方には適していないと思うので、この辺でブラウザバックをお願いしますね!!
書いたからね!!
この本を手に取った理由!
まずは、僕が「この本を手に取った理由」を書きます。多分ありきたりです。
まず表紙の雰囲気が好き
まず表紙の雰囲気が好きです。ファーストインプレッションは表紙です。この本をほとんど予備知識なしで書店で見かけました。
何かでこの作品を知っていた訳ではないです。
汐見夏衛先生の本は何冊か読んだことがある
この「雨上がり、君が映す空はきっと美しい」という小説自体のことは何も知らなかったですし、手に取った時も書いた先生が誰なのかが分かっていて手に取ったわけではありません。
ただ表紙がいい感じだったから手に取ったのですが、後ろのあらすじを読み、その次ぎに著者の欄を見ました。
すると、汐見夏衛先生の本でした。以前にも読んだことがある先生なので、安心して購入した、という感じですかね。
チャレンジした、というよりかは、安定の面白さを取った、みたいな感じです。
購入した時の「思い出話」
この本を手に取ったのは、最寄り駅に入っている「啓文堂書店」です。
大学の夏休み期間中に実家に帰省することになったのですが、その際に空き時間があったら読もう、と思って本を買いに行きました。
羽田空港に早めに行くつもりだったので、その空き時間に読んだり、飛行中に上空で読もうと思っていました。
飛行機が雷雨で飛ばなくなったりなど、結局いろいろあり、帰省中は別の本を読んでいたので、読み始めたのは東京に戻ってくる前日とかになってしまいました。
帰りの飛行機で、帰省の楽しかった思い出とかを思い出しながら読みました。
羽田空港に着いてからも、電車に乗って最寄り駅に着くまで、読み続けていました。それでも読み切れないくらいに読書スピードは遅いのですが、帰ってきてその次の日あたりに読み終わりました。
とても楽しかったです。この本を読み返したら、飛行機や電車などのことを思い出すかもしれません。
旅行というか、僕の場合は帰省なんですけど、羽田空港を歩き回ったりできたので、僕にとっては旅行のようなものです。
自宅で読書をするのもいいですが、どこか慣れない場所にでかけてみて、そこで読書をする、ってことをすると、その場所に行った思い出と読書の楽しさがリンクして、本のことを思い出したら、読んだ場所を思い出して、その逆もしかりで、みたいな感じで、いつもと違う楽しさみたいなものが得られるのかな、と今回の帰省を通して思いました。
旅行するときに、移動中、音楽を聴いたりすると、その音楽と思い出がリンクして相乗効果を生んだりするじゃないですか。それの小説版です。これやってみて!!おすすめ。
当たり前のようにあるものへの価値を感じて生きる
「当たり前のようにあるものへの価値」って感じにくいのかもしれません。ときどき思い出したり、あえて意識しないと、空気が吸えることとか、お水の美味しさとか、ベッドで寝れることとか、そーゆー当たり前に感じてしまうものへの価値を感じるタイミングがありません。
ですが、ないと大変なくらいに重要です。安心して寝れる環境とか、空気やお水も、生きていくのに欠かせませんが、僕たちはお金のこととか、人間関係のこととか、そーゆー上手くいかないことだったり、目の前の課題だったりに意識が半自動的に向かってしまうものだと思います。
もちろん、非日常的な嬉しい出来事とか、印象的なものがあれば幸福を感じます。ですが、もっと意識の範囲を広げてみると、たくさんの幸福が日常には潜んでいると僕は思います。
その一つ一つに目を向けることで、感謝することで、もっと幸福感を得られるのかなと思いました。
そのように、生活レベルを変化させる事ばかり考えるのではなく、幸福センサーみたなものを活性化させることを意識してみるとコスパいいかもしれません。同じ環境にいても、感じる幸福がきっと上げられます。これはしないと損です!多分!
ってことを「高遠映人先輩」を見ていて思いました。
小説書いてみたい
前から少し思っていたのですが、小説を書いてみたいなって思いました。
主人公の「音沢美雨さん」が映画の脚本を書く前に、小説を書こうかなとか考えているシーンがあります。野イチゴというサイトに投稿しようとしています。
そこで、なんかテンションが上がりました。というか小説の中で小説の話がでるのですが、その場面でもテンションがあがります。創作の世界に自分も作り手として入ってみたい、という気持ちになります。
「恋愛」+「それ以外の要素」
これは「雨上がり、君が映す空はきっと美しい」に対する評価ということではなく、ただ漠然と思ったことなのですが、「恋愛要素」があると読んでいて面白いので好きです。なんですけど、ただそれだけだと面白くないな、と思います。
「雨上がり、君が映す空はきっと美しい」は面白かったのですが、もっと「恋愛オンリー」な物語で、面白くないものに出会ったことがあるのです。
おそらく、「恋愛要素をなくしても面白いかどうか」ここが大事なんじゃないかな、と思いました。
ただ、「恋愛要素なし」も一つ欠ける感じがします。なので、恋愛要素を取り入れつつ、それだけに頼らないストーリー展開がいいのでは、と思います。
まあ、これは完全に趣味の問題なのですが、あくまでも僕はこう思っている、現段階で、ということを書き残しただけです。
僕がこれから何か小説を作る際は、このようなことを考えて作りたいなと思いました。
まとめ!
汐見夏衛先生の「雨上がり、君が映す空はきっと美しい」は面白いので、ぜひ読んでみてください!
また、読み終わってからこの記事を書いているのですが、次からはメモを取りながら読もうかな、と思いました。
そうすることで、読んでいる途中に思いついたことを、今よりも忘れずに書き残すことができるかな、と思うからです。
読んですぐ書く、というのを最近やっとするようになったのですが、さらにもう一段上のレベルのことを思いついてしまいました。笑
では、この記事はこの辺で終わろうかな!
次は何を読もうっ!皆さんも楽しい小説ライフを!ではでは~。