【CSS】「animation-iteration-count」プロパティの使い方！【分かりやすい】

こんばんは！初めましての方は初めまして！
しゅーた（@chibasyuta）です！

この記事ではCSSの「animation-iteration-count」プロパティの使い方について解説します！丁寧にまとめていくので、興味がある方はぜひご一読ください。

「animation-iteration-count」を使うと、「アニメーションが繰り返される回数」の指定をすることができます。

また、下の動画でもCSSの「animation-iteration-count」プロパティの使い方について詳しく解説しているので、一緒に実際にコードを書きながら学びたい方はこちらをどうぞ！

それでは内容へ入ります！

「animation-iteration-count」プロパティは「@keyframes」と一緒に使われる。

「animation-iteration-count」プロパティは単体で使うのではなく「@keyframes」を使ったアニメーションの定義と一緒に使われます。

なのでもし「@keyframes」の使い方がいまいち分からないという方は下記の記事で詳しくまとめているので、こちらも一緒に読んでみてください！

「animation-iteration-count」を使うと何ができるのか？

.box {
    width: 100px;
    height: 100px;
    background-color: skyblue;
    animation-name: rotate;
    animation-duration: 1s;
    animation-iteration-count: 3;
}
@keyframes rotate {
    0% {
        transform: rotate(0deg);
    }
    100% {
        transform: rotate(360deg);
    }
}

「animation-iteration-count」を使うと、「アニメーションが繰り返される回数」の指定をすることができます。

上の例だと、「@keyframes」で作った「rotate 」というアニメーションが「３回」繰り返されるような指定になります。

なるほどね！

「animation-iteration-count」の使い方！

「animation-iteration-count」の使い方をまとめていきます！

アニメーションを設定する要素自体に「animation-iteration-count」の指定をする！

.box {
    animation-name: rotate;
    animation-duration: 2s;
    animation-iteration-count: 3;
}
@keyframes rotate {
    0% {
        transform: rotate(0deg);
    }
    100% {
        transform: rotate(360deg);
    }
}

「animation-iteration-count」の指定は、アニメーションをつける要素に対して行えばOKです！

上の例だと、「@keyframes」を使って「rotate 」というアニメーションを定義して、そのアニメーションを「.box」というクラスがついた要素に「animation-name」プロパティを使って設定しています。

そしてその「.box」というクラスがついた要素に「animation-iteration-count」プロパティを使って、「アニメーションが繰り返される回数」の設定をしている、という感じになりますね。

「animation-iteration-count」に設定できる値は？

「animation-iteration-count」に設定できる値は下記の通りです！

• 「整数」１ 2 など
• 「少数 を含む数」1.5など
• 「infinite」キーワード

これらがありますね。

「整数」を使うと？

「animation-iteration-count」に「整数」を指定すると、その回数だけアニメーションが繰り返されるようになります。

これが最もよく使われそうですね。

「少数 を含む数」を使うと？

「animation-iteration-count」に「少数 を含む数」を使うこともできます。

例えば「1.5」だと、「１回」と「半分」だけアニメーションされるような感じになりますね。

このように「少数を含む数」を使った柔軟な指定もできるのです！

「infinite」というキーワードを使うと？

「animation-iteration-count」に「infinite」というキーワードを使うと、「アニメーションが無限に繰り返される」ようになります。

これもよく使われると思いますね。ずっと動いていてほしいアニメーションもありますからね～。

「初期値」は？

「animation-iteration-count」の「初期値」は「１」です。

なので特に何も指定しなければアニメーションは「１回」だけ行われる感じになります。

「カンマ区切り」で「複数の値」も書くことができる！

.box {
    animation-name: width, rotate;
    animation-iteration-count: 1, 2;
}

このように「animation-iteration-count」には「カンマ区切り」で「複数の値」を書くことができます。

その場合は、「animation-name」に書かれた順番に対応する形で「animation-iteration-count」の値がそれぞれのアニメーションに対して別々に指定される感じになります。

この辺の挙動は下記の記事で詳しくまとめているので、もし気になる方は下記の記事を読んでみてください！

参考リンク！

仕様書。
https://drafts.csswg.org/css-animations/#animation-iteration-count

MDN。
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/CSS/animation-iteration-count

おすすめの再生リスト！

こちらは僕が制作したYouTubeの再生リスト「CSSのアニメーション編」です。

「CSSのアニメーション編」はCSSを使ったアニメーションの知識が網羅的に学習できるコンテンツとなります。

こちらの再生リストでCSSアニメーションについて丁寧に解説しているので、もし気になる方はチェックしてみてください！一緒に楽しく学習しましょう！！

まとめ！

「animation-iteration-count」を使うと、「アニメーションが繰り返される回数」の指定をすることができる。

アニメーションを設定する要素自体に「animation-iteration-count」の指定をする！

「animation-iteration-count」に設定できる値は下記の通り！

• 「整数」１ 2 など
• 「少数 を含む数」1.5など
• 「infinite」キーワード

「animation-iteration-count」の「初期値」は「１」！

この記事が気に入った方は僕のTwitter（@chibasyuta）のチェックもお願いします！

また、下の動画でもCSSの「animation-iteration-count」プロパティの使い方について詳しく解説しているので、一緒に実際にコードを書きながら学びたい方はこちらをどうぞ！

それではこんな感じでこの記事を終わります！

ではまた！