【JavaScript】if文の使い方【条件分岐ができる】
この記事では、JavaScriptにおけるif文の使い方を解説します。
if文を使うことで、条件分岐した処理ができるので、ぐっと「プログラミング感」がでます。
そして、何より楽しいです。
では、そんなif文の書き方をみていきましょう!
if文とは?
冒頭でもちらっと書きましたが、if文を使うことで、「条件分岐の処理」が可能となります。
条件式を与えて、「このときは、こっちの処理」で「こうだったら、こっちの処理をしてね」、という様な命令がだせます。
JavaScriptにおける具体的なif文の書き方
では、JavaScriptにおけるif文というのは、「どのように書くのか」について解説していきます。
決まった書き方があるので、その範囲内で自由にプログラムを組むことができます。
その「決まった書き方」の部分をこれから解説していきますね!
if文はこのように書く。
if ( 条件式 ) {
命令文
}
この様に、書くことで、if文は完成です。
まず条件式が評価されます。(真偽値変換変換などが行われる。)
その条件式の結果が「true」であるとき、命令文は実行されます。
反対に条件式の結果が「false」であるときは、命令文は実行されません。
「条件式の評価ってなに?」
「どのように評価されるの?」
ということに関しては、別記事で解説したいと思います。
if(条件式){命令文}
実際はこの様に、半角スペースと改行を無くした書き方も可能です。
ただ見やすいので慣習的に「改行やスペース」が入れらます。
別の条件を追加する方法
if ( 条件式1 ) {
命令文1
} else if ( 条件式2 ) {
命令文2
}
このように「else if () {}」を使うことで、条件を追加することができます。
まず条件式1が評価されて、それが「true」だった場合、命令文1が実行されて、それ以降の一連のif文は無視されます。(たとえ結果が条trueになるような条件式を与えても)
条件式1が「false」だった場合にのみ、条件式2の評価に移ります。
そして条件式2がtrueだった場合、命令文2が実行されて、それ以降のif文はスルーされます。
追加の条件式は何個でも付け加えられる。
追加の条件式は何個でも自由に付け加えることが可能です。
if ( 条件式1 ) {
命令文1
} else if ( 条件式2 ) {
命令文2
} else if ( 条件式3 ) {
命令文3
} else if ( 条件式3 ) {
命令文3
}
このように何個でも加えることが可能です!
全ての条件に合わなかった時に、実行される文の設定方法
if ( 条件式1 ) {
命令文1
} else {
全ての条件がfalseの時のみに実行される命令文
}
「else {}」を使うことで、全ての条件がfalseの時のみに実行される命令文を付け加えることが可能です。
実際にif文を使ってみる
では、実際にif文を使ってみます。
「prompt()」「alert()」「confirm」の使い方の解説は、下記の記事でしています!
【JavaScript】ダイアログを表示する方法3つ【簡単】
「letって何?」という方は、下記の記事で解説しています。
【JavaScript】変数と定数とは?その使い方を解説。
let age = prompt("あなたの年齢はいくつですか?");
if ( 18 == age ) {
alert( "成年おめでとうございます!" );
} else if ( age < 18 ) {
alert( "未成年だね!" );
} else {
confirm( "お酒は好きですか?" );
}
まず、「prompt()」でユーザーに年齢を入力してもらって、それを「age」という変数に代入します。
その受け取ったageという変数の値がもし「20」ならば、「成年おめでとうございます!」というアラートを出します。
そうでなくて、「18よりも小さければ」、「未成年だね!」というアラートを出します。
そうでもなかった場合は、「お酒は好きですか?」という質問をする、というプログラムを書きました。
今回はif文の使い方を解説する記事なので、実用的に作っていません。
例で書いたプログラムは欠陥があります。
「半角の数値のみを受け取らないと、うまく機能しない」
という点です。超初心者の方は、その欠陥に対象したプログラムを作ってみると、練習になるかもしれませんね!
<div>question</div>
let age;
document.querySelector("div").addEventListener('click', () => {
question();
});
function res() {
if ( 18 == age ) {
alert( "成年おめでとうございます!" );
} else if ( age < 18 ) {
alert( "未成年だね!" );
} else {
confirm( "お酒は好きですか?" );
}
}
function question() {
age = prompt("あなたの年齢はいくつですか?(半角数字でお願い!)");
console.log( age )
if (
age != null
&& age != "true"
&& age != "false"
&& age != ''
&& String(Number( age )) != String(NaN) ) {
res();
} else {
question();
}
}
まとめ
JavaScriptでは、if文を使うと、条件分岐があるプログラムが書ける。
if ( 条件式1 ) {
命令文1
} else if ( 条件式2 ) {
命令文2
} else {
命令文3
}
構文はこのような感じ。
追加の条件式は「else if」で何個でも付け加えれる。
上の条件式から評価されていき、初めて条件式が「true」となったもの「だけ」が実行される。
単に「else」を書くと、全ての条件式の結果が「false」だった時に実行される命令文が記述できる。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
では!